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【校友紹介】常 金海先生をご紹介します


北京中医薬大学 卒業 中医師

東京大学 医学部附属病院 特別研究員 医学博士 

株式会社明徳国際生命科学文化研究所 取締役

薬の達生堂(秋葉原)

薬泉(田町)

達生堂薬局(秋葉原)

日本学術振興会特別研究員


 〇常金海先生から中医学を学ばれたきっかけなどをお聞きしました。


 私は高校時代から父親の筋萎縮症をきっかけとして医学に関心が高くなりました。

 中医学の奥深さと治癒力に感動し、知識と技術力を身につけようと、伝統医学において世界のトップである北京中医薬大学に進学することを決めました。私は清華大学にも進学できる成績でしたから順調に進学できました。

 北京中医薬大学の授業の中では伝統医学はもちろん現代医学の授業も決して欠かせない現実でした。北京で四年間の医学理論を勉強してから中国中医科学院附属病院広安門病院一年の臨床実践もしていました。大学卒業後、故郷に戻りさらに五年間の内科臨床医の診察治療を行いました。内科医師として呼吸器、循環器、消化器、神経系また内分泌系についての病気を中心に診療していました。薬はもちろん針灸、マッサージも含めていわゆる治療法を生かして病気を治すために努力していました。庶民から省知事まで各階層の患者さんを診て、伝統医学と現代医学の長所を活用して安全かつ効果的な治療に専念していました。

 大学時代から自然療法に関心を持ち、中国国家主席の保健担当医である恩師・母校の蔵福科教授に従い勉強し、中国高級按摩師免許を取得、薬いらず、生理痛、更年期障害など機能性疾患に効果的な手技を身に付けました。また楊氏経絡療法、針灸治療法と薬学治療を整合して皮部経腑化気療法を立ち上げ、東洋西洋中医学を整合できる理論上のシステムを作ろうとしていました。

 当時、陰陽中気学は中核として医学理論を統合し、中西医学を整合することを目指したので、最先端の現代医学の研究まで深く理解するために2002年に日本に来日し、東京大学医学部大学院医学研究科内科学博士課程に入りました。当時東京大学医学部付属病院消化器内科の小俣政男教授および今千葉大学消化器内科加藤教授(元東京大学医科学研究所疾患制御ゲノム医学ユニットの加藤直也准教授)のご指導の上にC型肝炎ウイルス(HCV)増幅におけるIFN(インターフェロン;Interferon)誘導遺伝子ー抗ウイルス遺伝子についての研究を中心にして、分子細胞レベルで検討しました。

 また、日本学術振興会特別研究員として、HCV増幅におけるIFN誘導遺伝子であるPKRの抗ウイルス作用の研究結果を論文化し肝臓専門誌に発表しました。

 2011年東京大学大学院を卒業後、株式会社明徳国際生命科学文化研究所を立ち上げ、中医学治療法を生かして整体業務をはじめ、その後薬の達生堂で漢方などの一般用医薬品を扱うようにして、生活習慣病などの悩みをもつ患者様に役に立つ用薬案を提供してます。

 また、薬泉医薬品卸販売業も設立し処方用医薬品も中国に輸出しています。


 私が設立した「株式会社明徳国際生命科学文化研究所」は医薬の力を生かして、世の中の患者様に相応しいアドバイス提案し、優れる医薬品保健食品を提供していきます。



 常先生はお父様の病気をきっかけに中医学を学ばれ、更に西洋医学も学ばれて、現在多くの方々の健康を助けるお仕事をされていらっしゃることが良くわかりました。素晴らしいですね。ありがとうございました


株式会社明徳国際生命科学文化研究所

📞 03-6277-7867(平日 10:00~17:00)FAX 03-6277-7867


 
 
 

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